はじめに
ITスキルを身につけて、パソコン1台で稼げるフリーランスになろう!
最近そんな声をよく耳にするようになりました。SNSでフリーランスの魅力を発信する人が現れ始め、その自由な生活に憧れる人も増えています。
そこで、パソコン1台で稼げる仕事とはどんな仕事?という疑問を抱いてる人の為に、代表的なWEB系の仕事をご紹介したいと思います。
各職種の仕事内容、具体的な仕事の流れ、必要なスキル、主な仕事の受注パターン、学習ロードマップ、おすすめの参考書、ギャランティの相場…..などなど紹介して行きます。
フリーランスとは?
フリーランスの定義
経済産業省が2021年に策定した「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するための溜めのガイドライン」では、フリーランスを「実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長であって、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者」と定義しています。
つまり、会社や団体に雇われることがなければ誰かを雇うこともない、自分一人の力で収入を得て生きているのがフリーランスなのです。
フリーランスが増えている社会的背景
このように国から「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」が出されるなど、フリーランスという生き方の認知が急速に広まっています。実際に、フリーランス人口と経済規模は拡大しています。
フリーランスが増えた大きなきっかけとして考えられるのが、新型コロナウィルスの流行です。2020年は、コロナの影響で一時的に市場が落ち込みました。しかし、その翌年の2021年にはコロナ前を上回るくらいにまで、フリーランスの人口、経済規模は共に伸びています。
これほどまでフリーランスが増えた背景には、「会社に頼っていても何があるかわからないから、自分の力でなんとかしよう」という人が増えたからだと考えられます。特に、コロナの影響が大きかったのは飲食業界や観光業界など、人々が外出することを前提とした業界です。そうした業界では大規模な雇用調整が行われており、今後も回復するかは分かりません。
今は、TwitterやYouTubeでフリーランスの魅力やなり方を発信する人もたくさんいます。また、自宅にいながら学習をしたり、発注者とつながったりするためのサービスも豊富です。
「もしもに備えて手に職をつけておきたい」という意識が人々の間に芽生え、そのための環境も充実してきていることが近年のフリーランス人口の増加を生んでいると考えられます。
フリーランスの人口、経済規模の推移
経済規模は2019年に約21兆円、2020年には約17.6兆円と減少に転じたものの、2021年には約28兆円へと急増。また、フリーランスの人口も2019年に1,118万人、2020年に1,062万人、2021年には1,670万人と過去最高に。コロナ流行前の2018年と比較してフリーランスの人口は1.5倍ほどにまで増えています。
これからますますフリーランスという働き方が当たり前になっていくことでしょう。
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