①間取りの矩形をシンプルにする
・間取りを無理矢理おさめる為に、無駄な凹凸があって変にお金がかかってしまう。
・人気のコの字型やL字型の矩形は高くつきますので、しっかりとした採用する意味が必要
・一階が大きくて2階が小さい間取りは高く付きます。(皆様の要望をかき集めるとこのパターンになりがちです)コスパ的には一番悪いパターンになりますので注意が必要
②バルコニーを無しでいける間取りにする
・バルコニーは延床面積には入りませんが、施工金額には含まれます(一般的には40万くらい〜)
・10年後、20年後には数十万円のメンテナンス費用が必要。(これに関しては各社保証基準が違うので、確認すること。)
・バルコニーをつけたけど、実際使っていない人が意外と多い
・バルコニーは汚れやすいので掃除が大変
・サンルームを間取り上に設けたり、吹き抜けの手すりを活用して布団を干す方も増えている(機械乾燥もあり)
・絶対にバルコニーが欲しい理由がある方はつけたらいいと思いますが、無しで対応できるなら無くしたほうがいい(例えば2階をリビングにしてバルコニーをお庭として使う場合は効果的です。)
③柔軟な発想で間取りを考える
このスキルがないと、そもそもコストダウンはできません。
例えば
・2階水回りを採用する
・2階リビングを採用する
・ソファーをあえて置かない
・ダイニングテーブルを置かない
何かを兼ねたり意外な選択肢を選ぶことによって、金額的なメリットにつながるケースが多い。
最初に言われる要望を形にしていくと、必ずコスパの悪い建て方になってしまいます。
④余計な建具や廊下を無くす
・例えば寝室や子供部屋の収納扉
・ウォークインクローゼットの入り口の扉
・シューズクローゼットの扉
・廊下への建具
・無駄な廊下
あって当たり前の感覚がある部分が多いですが、これらを無くしていくだけでも、数十万の減額に繋がる。
⑤2階の天井高を下げる
そもそも2階は寝るだけのスペースなことが多いので、寝るだけであれば問題なし
冷暖房効果も多少上がる
外観的にも低い重心の方がプロポーションがカッコいい
具体的な高さは2250がおすすめ
⑥余った無垢材を活用する
無垢フローリングを採用したとき限定にはなりますが、意外と余ることが多いです。
そもそも既製品の可動棚が意外と高い(単なる味気ない棚なのに)
だからこそ、余った床材で収納や家具を作るかたも増えています。
IKEAやホームセンターをフル活用しましょう
味気ない既製品の棚よりも、見た目の質感もいい感じなのでおすすめです。
⑦設備メーカーを絞る
キッチン、お風呂、洗面、トイレ等の設備を統一することによって、設備業者さんからの値引き強力を増やす手法です。
これに関してはケースバイケースですので、その時々によってのキャンペーンとかをうまく活用してください
各営業マンによっても、付き合いの深い設備業者がそれぞれ違ったりもします。
普段よく使う設備業者を勧めてくるケースが多いです。
⑧外構計画を工夫する
外構計画は思った以上にお金がかかります。
契約前は概算金とかで少なく見積もられがちです。
建物打ち合わせが終わってから行うことが多いので、予算オーバーな状態に既になりがちです
だから外構計画を工夫しないといけません
例えば
・安い素材のモルタルをうまく活用する
・DIYできる部分は自分で行う
・コンクリートの範囲を車のタイヤの部分だけにする
・門柱を作らないようにする
外構だけでも色んなアイデアがあります
最後に
以上の全ての項目を意識してもらえたら、100万円以上のコストダウンは可能です。
できる限り固定概念を崩して思考を柔軟にして、兼ねれるものは兼ねることのよって、コスパの良い建て方を意識しましょう。家の単価が上がってきたこの時代に、必須な思考法です。
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